京コトはじめ　後ろ姿を彩る　着物の帯 [総合] 2024年01月05日 午後3:10 ~ 午後3:55 (45分) 着物の帯が、幅の広い現在に近い形になったのは江戸時代のこと。以来、独自の発展を遂げてきた。その種類や結び方、美術品と見まごうものなど、京都の帯の魅力をひもとく。 舞妓のシンボル「だらりの帯」のように、京都で着物の帯は独自の発展を遂げてきた。帯には日常的に使う染め帯と、ハレの日に使う織り帯があるが、着物産業が盛んな京都では、特に西陣織の帯が重視される。螺鈿（らでん）やガラス細工を図柄にした、一見すると織物に見えないほど写実的な帯を紹介。また、定番の「太鼓結び」以外の結び方や、着物との合わせ方なども紹介。帯にまつわる文化の魅力についてひもといていく。