日本のチカラ ＃373　わ紙とわたし ～和紙がつないだ生きる場所～ テレビ朝日 1月20日 土曜 5:20 -5:50 自然豊かな高知の町で、和紙作家として生きる女性の物語。心に響く美しい作品には、彼女の静かな思いが込められています。 高知県高岡郡越知町。清流・仁淀川が流れる自然豊かな町の商店街。ここに、かつて薬局だった建物を改装した和紙雑貨店があります。店を営むのは竹山美紀さん（３５）。４年前、結婚を機に越知町へ移住、夫（３８）と一緒にこの店を開きました。店をしながら和紙作家として活動する彼女の作品は、和紙のイメージを覆すものばかり。アクセサリーから抽象的なアート作品まで、多様な作品をすべて和紙で制作しています。 そんな美紀さんは２０２３年夏、新たな挑戦をしました。１メートル四方の大きな和紙のキャンバスに、パステルアートを描きます。越知町に暮らして４年。この町での暮らしが、美紀さんの作品に変化を与えています。しかしずっと変わらないのは和紙を使い続けるということ。「和紙に出会って今の私があって、その恩返しじゃないけれど、感謝の気持ちで使い続けたい」…和紙がつないだ町で生きる和紙作家の物語です。 全国各地の「魅力あふれる産業」を通して、地域の歴史や文化・人々の英知や営みを学び、日本の技術力・地方創生への道・温かいコミュニティー、生きるヒントを描き出す、教育ドキュメンタリー番組。