日本のチカラ　#420 南極に行った“殿様” ～あこがれの大地へ～ テレビ朝日 2月8日 土曜 5:20 -5:50 伊達家400年の伝統を受け継ぎ、当主として様々な役目を果たしながら、南極観測隊という夢に向かって挑戦した男性の物語。 ５年前、第６２次南極地域観測隊として活動した伊達元成（だて もとしげ）さん４６歳。 「僕は殿って呼ばれてましたね…」実は「仙台藩一門亘理（わたり）伊達家」の二十代当主。北海道伊達市の礎を築いた侍の末えいです。先祖は伊達政宗のいとこ伊達成実、政宗の重臣として数々の戦で手柄をあげた武将。元成さんは子どものころ当主を意識したことはなく、小学生のときからずっとあこがれていた場所が「南極」でした。 念願かなって南極観測隊に選ばれ、過酷な環境で様々な観測に打ち込みます。一緒に活動した南極観測隊の仲間たちは「気遣いの人…誰に対してもマイルド」だといいます。そんな元成さんには、こんな思いも…「伊達にいれば、伊達家の人間だっていう目でみられる…よろいを脱いだ状態の僕がどこまでできるのか」…伊達家４００年の伝統を受け継ぎ、当主として様々な役目を果たしながら、夢に向かって挑戦した姿に迫ります。 全国各地の「魅力あふれる産業」を通して、地域の歴史や文化・人々の英知や営みを学び、日本の技術力・地方創生への道・温かいコミュニティー、生きるヒントを描き出す、教育ドキュメンタリー番組。