テレメンタリーPlus「軽傷ではない〜飲酒事故被害者の10年〜」 テレビ朝日 2月9日 日曜 10:00 -11:00 トランペット奏者になる夢を抱く高校3年生の夢は、無免許酒気帯び運転の車との「軽傷事故」によって「致命傷」となった。不屈の思いで新たな夢を切り開いた10年の記録。 ２０１３年、プロのトランペット奏者になる夢を抱いていた高校３年の前川希帆さんは、大学の音楽学部推薦入試を受けるため母の運転する車で駅に向かっている途中、無免許かつ酒気帯び運転の車に衝突し前歯４本の損傷に加え、全治約１カ月の前額部・頬部・上唇裂傷などのけがをした。 警察庁は、交通事故による負傷が１カ月（３０日）未満の治療で済む場合を「軽傷」と定義している。しかし、希帆さんにとってそのけがは決して「軽い」ものではなかった。当時、県高校生ソロコンテストで優勝し将来を嘱望されていた希帆さんの夢であったトランペット奏者への道は、この事故で“致命傷”を負った。 大学時代、希帆さんは人生の新たな道を模索する。そして、夢は「高校の音楽教師」「吹奏楽部の指導者」へと進化していった。数々の試練や壁に立ち向かいながら、不屈の思いで歩んできた彼女の１０年の記録…それは夢を諦めずに人生を切り開いていく物語。